耳が慣れて来た…
6月最後の練習は、元気館でした。いつもより距離は遠いのですが、最寄り駅から近いのがありがたいです。
この日は、ブラームスから。Zigauner Liederも残すところあと数曲となりましたが、この日は10曲目を集中して練習しました。いつものように、ドイツ語の歌詞読みから。各パートの音取りをしてから全体で合わせる、という段取りはいつもと同じなのですが、この日は私に限って言えば、ひと味違いました。
というのは、いつもは全体で合わせる段になると、せっかく音取りしたはずなのに、ブラームス独特のハーモニーに惑わされてしまって、音程が迷子になるということが時々ありました。しかし、この日は、複雑な和音に遭遇しても、迷わず進むことができたのです。というのも、毎日のように、電車の中などで聴いているので、耳が慣れて来たのでしょうね。
もうひとつは、複雑な和音の方が心地よいのです。これもまた、耳がブラームスに順応して来たということでしょうか。
最後に、「蔵王」の第8曲。実は、この日練習した2曲とも、テノールがメロディを歌う曲です。それも楽しみのひとつですね。