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フォルテッシモは人にまかせちゃダメ 2023.04.03

 4月最初の練習は、三矢先生をお迎えして、先生方3名揃っての練習でした。まずは、金沢先生のご指導により、発声練習から恒例となった「移動ド」のウォームアップです。「移動ド」は、皆さんだいぶ慣れてきたようですが、録画した音声を再生してみると、音程が離れると時々怪しくなっているようです。これは、実際の曲の練習でもそれが表れていました。

こ の日も、「いつだったか」と「今日もひとつ」を集中して練習しました、ただし、ソプラノの皆さんには少々試練の日であったかもしれません。まず、「いつだったか」でソプラノが歌い出し、テノールが続き、全パートというところがあるのですが、ソプラノの歌い出しの音が3度低くなってしまう傾向がありました。「移動ド」ウォームアップでも書いたように、マッピングする際に迷ってしまうということなのでしょう。3つ先の角を曲がらなくてはいけないのに、景色が似ているから手前の角を曲がってしまったという感じなのかなと思いました。  そして、ソプラノの皆さんにとって、もう一つの試練は、「今日もひとつ」のクライマックスともいうべきところです。音程が高く、しかもフォルテッシモ。一番の聴かせどころなのですが、まだ歌い込んでいないので、どうしても音を探りながらということになってしまいます。そこで三矢先生が言われたひと言が、本日の表題の言葉です。実は、各パートも同じことが言えるのですが、たまたまソプラノのパートが目立ってしまったということです。もちろん、私もテノールのパートをしっかりと歌っています。

 この日も、中身の濃い練習が続きましたが、今まで慈音の練習ではあまり経験したことがない(少なくとも私は)リズム(符割)やハーモニーに戸惑いながらも、その魅力に惹かれていく私がいることも確かです。

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