大人らしい合唱 2025.11.17
練習メニュー ・アヴェ・マリア ・雪の窓辺で ・きよしこの夜 ・アヴェ・マリア(つづき) 11月2回目の練習は、三矢先生と箭内明日香先生のご指導でした。曲の練習は「アヴェ・マリア」から始まりました。 「アヴェ・マリア」は、各パートの音が少しずつ動き、ハーモニーが1拍ずつくらいで変化していきます。安定したハーモニーが緊張感のあるハーモニーとなり、また安定したハーモニーに変化していきます。テノールがその大切な役割を担っているのですが、半音下がるところが少々下がりすきていることを、三矢先生から指摘されました。 休憩の後は「雪の窓辺で」を練習しました。子どもたちも、楽譜のとおり歌えば作曲者の三善晃先生の「意図」が伝わるように作られているというお話がありました。しかし、私たちは大人ですので、「大人らしい表現」を練習しました。特に、三番は1年を振り返っての気落ちが表れているので、「ほんとに、ことしもいろいろあったよね」という気持ちを、歌で表現できたらいいなと思いました。 「きよしこの夜」は、一番と三番を歌うことになりまして。楽譜に三番の歌詞を書き込ん
歩行者なら止まらずに歩け 2025.11.10
練習メニュー ・アヴェ・マリア ・雪の窓辺で ・きよしこの夜 11月1回目の練習は、箭内明日香先生のご指導でした。明日香先生の到着が遅れるので、それまでの間、9月1日の練習動画を聴きながら発声練習をしました。その後、「アヴェ・マリア」のアルトの音取り映像で、アルトパートの練習をしました。 明日香先生が到着されて、そのまま「アヴェ・マリア」の練習となりました。明日香先生から、細かいところについて指摘がありました。♪Ave Mariaの「Mariaのアタマを合わせる」ことについて。明日香先生から興味深いお話がありました。イタリアでは、信号のない交差点があり、歩行者優先だそうです。歩行者が歩き出すと車は止まらなければならないので、車が来ても歩き出さず躊躇していると、「さっさと歩けよ」とイタリア人ドライバーに怒鳴られるというわけです。明日香先生がなぜこのようなお話をされたというと、他の人の声を聴きながら歌い出すのをためらっている姿が、歩き出すのをためらっている歩行者につながるからでしょう。それぞれが思い切って歌うことを意識した結果、各パートの息がぴっ
