3週間ぶりの「蔵王」
先週、先々週とお休みをしてしまいましたが、6月第1回目の練習には、参加できました。この日の練習場所は、3週間前と同じく、ホールでした。舞台の上のピアノを聴きながら、客席の椅子に座っての練習でした。
曲目は、「蔵王」。第8曲「樹氷林」を、細かくおさらいしました。常に各パートの音が、テンションのあるハーモニーで響きあう、「神秘的な」和音が続きます。それだけに、ひとつひとつの音をしっかり取っていかないと、たちまちカオスになってしまうのです。その代わり、ピタッと決まった時は、気持ちがいいのです。
もうひとつ、この曲は女声が3声に分かれています。ソプラノ、アルトのほかに、メゾソプラノのパートが加わっています。実際には、ソプラノから、メゾの方が分かれて歌います。これも、ほかの曲にはない特色なので、少々難しく感じるのかもしれません。
第8曲のおさらいの完成度が上がったところで、最終曲「早春」。長い蔵王の冬が終わり、春の訪れを感じる爽やかな曲です。最後は、組曲のクライマックスにふさわしい盛り上がりを見せて終わります。実際に舞台で歌うときも、歌い終わった歓びを感じながら歌い切るんだろうな、と想いながら、最終曲を歌いました。
個人的には、毎朝「蔵王」を聴きながら職場に向かっています。2週間の間隔はありましたが、毎日聴いているので、さほどブランクを感じずに練習することができました。来週からは、休まず参加する予定で~す。