「戸山まつり」へ向けて
9月最初の練習は、三矢先生をお迎えしての練習となりました。戸山まつりが10月初めということで、9月は第1週から三矢先生に来ていただきました。曲目も、ほぼ決定しました。
いつものように、発声練習は明日香先生。この日は、子音をはっきり発音してから、母音を響かせるという発声練習をしました。実際に、Zigeuner Liederを歌うときに、すぐ役立ちました。
戸山まつりに向けて、東混愛唱歌集「ローレライ」より、「ローレライ」「峠の我が家」「アニー・ローリー」「別れ」「埴生の宿」「ともしび」を一気におさらいしました。三矢先生の第一声は、「みんなが知ってる歌を、みんなが知ってるとおり歌っても、面白くないでしょ」でした。つい自分たちが覚えたとおりに歌いがちですが、実は編曲もいろいろ考えられていて、時々ハッとするハーモニーもあります。そこを、しっかり歌ってね、ということなんですね。
休憩の後は、ブラームスZigeuner Lieder 第5曲と第6曲を集中して練習しました。特に、第6曲は最近練習を始めたばかりですが、一番言葉が多い曲で音は取れても口がついていけない状態です。それでも、この時期に集中して練習するということは・・・。越えなければならない山は、早いうちに越えておこうということです。
最後は、組曲蔵王から、第1楽章「蔵王讃歌」第3楽章「苔の花」第9楽章「早春」を、続けて練習しました。最終曲「早春」では、三矢先生から「この歌は語るように歌って」という指摘がありました。確かに、「音も軽く」というフレーズがあり、ややもすると音が途切れてしまいがちなのですが、「語るように」と意識することで、ずいぶん変わってくる気がします。
戸山まつりまで、ほぼ1ヶ月。当日の曲目は、ほぼネタバレですが、どうぞご期待ください。