集合練習はしばらく中止
先日、郵便受けにレターパック(書類などを送る郵便物)が入っていました。仕事で使うことはありますが、あまり受け取る機会がなかったのですが、差出人をみると我が慈音の団長からでした。早速開けてみると、中には歌曲集「赤い靴」の楽譜と、コンコーネの楽譜、そして3月1日の公演のDVDにお手紙が添えられていました。
お手紙の中には、先生からのメッセージも書かれており、「歌詞を心をこめて朗読してください」とのことでした。今までは、ひとつのことにじっくり取り組む余裕もなく、慌しい日々の中で暮らしていましたが、まさに公演が終わってから、時間的な余裕が生まれたように感じます。歌詞の朗読や、声楽の基礎練習など、今までの日常では取り組む余裕がなかったことが、今だからできます。私たちは、試練を与えられたとともに、音楽と向き合う機会を与えられているのかもしれません。
さて、今日は、いつも会場の予約をしているベテランのNさんから電話がありました。毎月最終土曜日が、会場である戸山生涯学習館の予約受付日なのですが、「窓口も閉まっていて、インターネットで確認するしかないが、どうしたらいいか」という相談でした。早速生涯学習館のホームページを見てみると、4月25日の受付は「延期」で今後の予定も未定ということでした。問い合わせ先の新宿区学習課に電話すると、「コロナが収束するまで臨時休館」とのことでした。つまり、団員が集まって練習するのは、しばらくはできないということです。
というわけで、しばらく自宅でコンコーネの練習ということになりますが、文明の利器を活用した練習も検討することになりそうです。