「乾杯!」ではなく「かんぱ~い」 2024.04.15
4月2回目の練習は、金沢先生お一人のご指導でした。
この日は久しぶりに「移動ド ウォームアップ集」に取り組みましたが、長調と短調の比較をやりました。「ドミソ」が「ラド三」となると響きが全然変わってしまうのですが、同じように歌ってしまった人もいました。全音と半音の「距離感」を何度も歌って覚えていくしかないのですね。
この日はピアノの明日香先生がお休みだったので、少ない曲目をアカペラでじっくり練習しました。1曲目は「乾杯の歌」です。♪乾杯 杯を上げて 乾杯 笑み交わして…は、何度も練習しました。♪乾杯…は、「カンパイ!」とひとつひとつの音を区切って歌うのではなく、口の形をあまり動かさず、つながった音として歌う練習をしました。タイトルの「かんぱ~い」は、そういうイメージを文字で表したつもりです。 三矢先生も常々言われていますが、歌詞を個別の音ではなく、言葉として歌うことがこの歌でも同じことが言えます。
休憩の後は「背くらべ」と「花嫁人形」の練習をしました。「背くらべ」は、ところどころに変則的な和音が出てきます。例えばレとミという隣り合った音です。金沢先生によると、編曲の寺島陸也氏はこういう響きをあえて使っているそうですが「不協和音」と言われてきたハーモニーは、その独特な響きの「違和感」を何度も正しい音で歌って、耳で覚えることが大事なことだと思いました。
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