「移動ド」の実践的活用 2023.07.10
7月最初の練習は、金沢先生おひとりのご指導でした。
最初に、10月に開催される「戸山まつり」の曲目の候補を決めました。ずっと練習している「今日もひとつ」と「いつだったか」そして最近練習を始めた混声合唱名曲選から「はるかな友に」メンデルスゾーンの「雲雀」と「緑の森よ」が候補に決まりました。
いつものように、発声練習から「移動ド」ウォームアップと進みましたが、途中でほぼ全員が間違えてしまいました。ド→ソと下がるところをファの音まで下がってしまいました。直前で、ド→ソと上がる練習をしたので、その距離感につられてしまったわけです。上がる時は5度ですが、下がる時は4度なんですね。
曲の練習は「雲雀」から。最初は,女声2声が主旋律を歌い、続いて男声2声が主旋律。女性は対旋律を歌い、それが終わると女声の主旋律と男性の対旋律。男声と女声の長い掛け合いが続きます。前回音取りは終わっていたので、何度か歌って曲の感じはつかめたようです。 休憩をはさんで後半は、新曲の「緑の森よ」。混声合唱名曲選の歌は、アカペラの曲がほとんどなので、全員でそれぞれのパートを練習しています。まず、ソプラノの主旋律を全員で歌い、バス、テノール、アルトの順に全員で練習しました。しかも、この日はすべて階名で歌いました。まさに「移動ド」の実践的活用です。
♭が3つで階名の読み方も簡単ではありませんでしたが、階名で歌ってみると次の音の取り方が、以前より楽に感じました。「移動ド」ウォームアップのたまものでしょうか。
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