「金魚」 2022.09.26
今日は、来週の「戸山まつり」直前の練習で、早稲田の「元気館」で、金沢先生、箭内先生のお二人のご指導でした。ここのところの混声合唱団「慈音」の練習日誌は、私の代わりにテナーのSさんが書いてくれていて、それをいつも読ませていただいています。音楽的な指摘・解説がされていて、いつも感心させられています。
かく言うバスオは、ここ2カ月間ほど歌うことは出来ませんでした。私事で恐縮ですが、6月に喉に腫瘍が見つかり、7月1日に手術をしました。術後は順調で、ここのところやっともとの声に戻りつつあります。団員からは、「余計なものをとったら、前よりいい声になるかもね!」と言われましたが、確かにそうかも知れません。
しかし「2か月間の休養」は、けっこう大きなものがありました。2か月ぶりの練習のときでした。「金魚の昼寝」の出だし15小節のハミングハーモニーのあと、バスがメロディのところ「赤いべべ着た可愛い金魚」を久しぶりに歌いました。そのときは、バスは私ひとりだったからソロです。久しぶりだったのでそれなりに歌い込んでいったのですが、歌い終わったあとに金沢先生曰く「出だしはテナーも入って下さい」。2か月前はバスだけだったので、その言葉は ほんの少し「ショック」でした。「大手術のあと2か月の病み上がりだから、仕方ないか!」と自分をなぐさめました。そして合唱は、やっぱりハーモニーですね。改めて感じます。
私個人にとっては今回の手術のことで、もっと別の奥深い「合唱の効用」がありましたが、それはまたの機会にしたいと思います。
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