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三人の先生方を料理教室でたとえるならば…  2024.03.04

 3月第1回目は、金沢先生と箭内明日香先生のご指導でした。金沢先生は、ことし第1回目以来久しぶりのご指導でした。練習が始まる前、ふだんはあまり話さないアルトのUさんが、金沢先生に「下のお子さんはいくつになりました?」と尋ねました。「3歳になりました」と、嬉しそうに語る金沢先生の父親の顔を感じました。それと同時に、お子さんの話題を問いかけるUさんが、幼児教育の第一人者であるということを思い出し、それぞれいろいろな顔を持っていることを感じました。

 発声練習の後は、曲の練習となりました。前回に続いて新曲を練習しました。まず、混声合唱名曲選から「今日の日はさようなら」、続いて、なかにしあかね「ひとつの時代」から「乾杯の歌」を練習しました。2曲ともハーモニーを確認しながら、練習しました。

休憩の後は、「乾杯の歌」の続きと、混声合唱名曲選から、「埴生の宿」「はるかな友に」「おおブレネリ」を練習し、最後に髙田三郎「心の四季」から「真昼の星」を練習しました。この曲も久しぶりでしたが、やはりいい曲だと思いました。

 さて、以前、私たちを指導してくださる三人の先生方について、それぞれ違うポイントで指導してくださっていることを感じました。武道に例えるとわかりやすいのですが、残念ながら私自身が武道の経験がないので、料理の指導にたとえてみたいと思います。

 まず、明日香先生ですが、ピアニストとして伴奏をしてくださるだけでなく、実に基本のところを丁寧に指導してくださいます。料理で言えば、食材の洗い方から始まり、包丁の持ち方、食材の切り方など、基本のキのところをきちんと教えていただいているように感じます。

 金沢先生は、料理で言えば、煮る、ゆでる、炒めるという調理について、火加減や具体的な煮炊きのやり方や、調味料を入れる順序などを、重要なポイントを丁寧に教えてくださっているように感じます。

 そして、三矢先生は、その先を教えてくださいます。「ここで一気に火を強める」などいうダイナミックな火力の調整や、隠し味、さらに盛り付けや料理を出す順番など、いかに料理を美味しく提供するかについて、私たちにもわかりやすく教えていただいているのだと思います。

 三人の先生方は、それぞれの分野で活躍されています。私たちは、本当に良い先生方にご指導いただいているんだということを、あらためて感じた次第です。

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