再開 再会
6月21日は、私たち慈音のメンバーにとっては、忘れがたい日となりそうです。東京都に発出されていた緊急事態宣言がいったん解除され、練習場所である戸山生涯学習館が使用できることになり、今後の打合せもかねてほぼ全員が集まりました。久々の再会です。そして、隔週ですが次回からの練習再開に向けて、まずは各自近況報告をしました。
それぞれ、他の合唱団等に参加されている方もあり、他の団体のコンサートが延期や中止になったことが話題になりました。わが団長は、演奏会が延期になり、今度はできるかと思ったらまた中止という、最悪の結果となったそうです。対照的に、最年長のアルト(時々ソプラノ)Nさんは、念願のレクエムのコンサートが5月末に開催することができました。私も、6月末に予定していたオペラの公演が、無期延期となりました。定期公演のような催しは、公共の会場を借りているので、開催が難しかったようです。
さて、外出などの自粛を求められている現在、それならばと個人の趣味の時間に充てた人もいます。ソプラノのYさんは、ガーデニングに精を出したそうです。じだんは、なかなか時間をかけられないので、ちょうどよい機会だったようです。アルトのMさんは、なんとバイオリンを始めたそうです。先生は90歳。初めて3ヶ月で発表会に出ることになり、ピアノ伴奏をお願いしたのが、前述のNさん。90歳の先生もいっしょに弾くことになり、平均年齢約80歳のトリオで演奏したそうです。バスのKさんも、クラリネットの練習に余念がないそうですが、仕事が忙しくなったお話が印象に残り、超過密スケジュールの日が月曜日でなくてよかったと思いました。
そして、最後は団員として1年間いっしょに練習した、ソプラノのIさんのお孫さんの話題です。早いもので、ことしは高校3年生、大学受験の年です。目指すのは、東京芸術大学。慈音の指導をしてくださる先生の影響もあったのでしょうか。中高一貫の新しい学校なので、藝大受験は初めてということで、校内の期待も高まっているそうです。そしてご当人は、ピアノを始めました。これから半年後には、ぜひ朗報をお待ちしています。
練習は、次回からとなります。
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