慈音のクリスマスソング 2023.12.04
12月の練習は3週連続となります。(3週目はJMF)12月第1回目と2回目をいっしょにアップします。
12月第1回目は、金沢先生おひとりによるご指導でした。この日は、金沢先生より楽譜をいただきました。「JMF2023全員合唱曲」と銘打った楽譜です。「鳥の歌」(スペイン・カタルーニャ民謡/奥山正夫訳詞)「雪の窓辺で」(三善晃作曲/薩摩忠作詞)「きよしこの夜」です。もう1曲「暖炉の部屋で」は、今回は歌わないことになりました。
この時期のイベントは、ジングルベルなどのいわゆる「クリスマスソング」を歌うのが世の常のようになっていますが、JMFで全員が合唱する曲は、金沢先生が少々こだわりのある「慈音ならではのクリスマスソング」を選曲してくださいます。ことしは、それが「鳥の歌」です。キリスト誕生を告げる小鳥の歌というのが、この曲のテーマです。独特の曲調の、短音階の曲です。この日の練習は、まず短音階の学習からでした。私も、短音階は「上がっていく時と下りてくる時の音が違う」ということを微かに覚えていたので、しっかりおさらいしました。
「雪の窓辺で」は、父親と子どもの対話形式の歌詞になっています。男声が歌い始め、女声がそれを受けて歌います。そして最後は合唱で終わる形式です。男声の最後の方に、階名で言うとFa#が出てきて、少々音が取りづらいのですが、その音がハーモニーの上ではとても大切な音なので、しっかりとチェックしました。(三矢先生が言われる「美味しいとこ」ですね)
「きよしこの夜」は混声四部合唱です。「鳥の歌」はユニゾン、「雪の窓辺で」は男声女声二部合唱、そして「きよしこの夜」が混声四部合唱となります。この日の練習は、ほとんど階名で歌いました。特に「鳥の歌」は、途中で転調するので、同じ音がLaになったりReになったりしますが、「移動ド」の目的は、マッピングつまり音と音の「距離感」を耳で聴いて感じることなので、階名が変わっても、全員階名どおり歌っていました。
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