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月並みでないのが慈音

 前々回の練習日誌「再開 再会」を読むと、改めて『慈音』のメンバーの一人一人がとても個性的であることがよくわかります。加えて、前回の練習では5人という『慈音』の練習史上最少人数(?)の参加者で、三矢先生、金沢先生、箭内先生という素晴らしい指導者に恵まれた。星の数ほどある民間の合唱団の中でもとてもユニークな合唱団なのだということを、このコロナ禍という困難な状況だからこそ、改めて実感出来ました。  昨年のJMF(慈音ミュージックフェスティバル)の時の練習日誌に「今年の最初の曲は、メンデルスゾーンのオラトリオでした。クリスマスを意識したイベントではありますが、月並みなクリスマスソングなどを歌わないのが、慈音なんです。」とあるように、まさに「月並み」ではないのが『慈音』です(自画自讃?)。  今回の練習も「史上」最少人数プラス1の参加者でしたが、一人一人はソリストを自認する気概を持って練習していました。話し合いもやりました。毎年参加している「戸山まつり」、去年はコロナで中止になりましたが今年は10月10日(日)に開催される事が決まりましたので、参加するかどうかを先生方と団員の皆で話し合いました。  主催者側のコロナ対策としては、例年は2日間に渡って開催しているのを1日だけにしたり、体験や参加型は無しにし、縁日コーナー出店も無しで、展示と舞台発表(20分以内)のみの開催と言う事です。しかし、「慈音」での話し合いで出たのが、ホールの換気対策は?・舞台袖での密状態の回避対策は?・舞台上は何人まで?・観客は入れるのか?等の感染対策がどうなっているのか、と言う事でした。練習帰りに事務所でそれらを問いましたが、館長でないと分からないと言う事で、後日館長に聞いた上で判断する事にしました。  参加するか、参加しないかは未決定ですが、どちらにせよ、これからもみんなで歌うことの楽しみを共有しながら練習していきたいと思います。 (ちなみに練習曲は、声出しを兼ねた「ふるさと」から始まり、「どんぐりころころ」「花嫁人形」「赤い鳥小鳥」、そして最後に「靴が鳴る」でした。)

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