top of page
検索

楽譜には何が書いてあるのか 2024.07.29

  • jion tenor-o(テナオ)
  • 2024年7月31日
  • 読了時間: 2分

 7月の練習は少々変則的で、2週間ぶりに行われました。この日は、うれしいことがありました。以前アルトのメンバーだった I さんが、ソプラノのメンバーとして復帰しました。11月のコンサートに向けて、楽しみが広がります。

 この日は、箭内明日香先生のご指導でした。明日香先生は、三矢先生や金沢先生とは違った視点で、具体的な指摘をしてくださいます。コンサートに向けて、まずは多くの曲目を歌うことを優先して、6曲練習しました。

 前半は、『赤い靴』の中から「背くらべ」「金魚の昼寝」「どんぐりころころ」「花嫁人形」の4曲を続けて練習しました。

 この日、明日香先生が何度か指摘されたのは『指揮者を見ること』です。特に、曲の最後の部分の楽譜には、多くは全音符や二分音符がタイでつながれて書かれています。歌詞も「…―」で同じ音、同じ言葉なので、実は楽譜を見なくても歌えるはずなのです。ですから、「曲の最後は必ず指揮者をみましょう」と繰り返し言われました。男声2パートと女声2パートずつをそれぞれ練習して、全体で合わせることが多かったので、どのくらい指揮者を見ているかを「観察」しましたが、先生が指摘した直後は、さすがにほぼ全員が明日香先生の指揮を見ていました。

 中でも、特に印象的だったのは、復帰した Iさんです。背筋を伸ばし、楽譜を両手で目の高さに合わせ、二宮金次郎の銅像のような姿勢でした。ほとんどの人は肘が身体にくっついているので、どうしても視線が下がり、先生を見る時には顔を上げなくてはなりません。しかし、楽譜を目の高さで持っていると、指揮者の先生を見るにはチラ見でいいのです。

 また、「どこで指揮者を見るかを楽譜に書いておくことも大事ですよ」と言われました。言い方を変えれば、楽譜を見ない練習だったかもしれません。そして、歌い方のクセを変える練習でもあったと思います。こういうクセは間際になってからでは直せないので、いつも言っていただく事で身に付くものだと思いました。

 休憩の後は、なかにしあかねの「いつだったか」と「今日もひとつ」を、パートごとにしっかりおさらいして、この日の練習を終わりました。

 
 
 

最新記事

すべて表示
GWも自主練習をお忘れなく 2025.04.21

練習メニュー ・階名唱テキスト29,30番 ・「アベマリア」各パートの音取り ・「じゃあね」 ・「平城山」  今回は、箭内先生お一人のご指導での練習でした。前回から取り組みを始めたアルカデルトの「アヴェ マリア」は、今日で二回目です。各パートごとに、音取りをやりました。「ア...

 
 
 
長調と短調の違いを歌って感じる 2025.04.07

練習メニュー ・発声練習 ・「移動ド」ウォームアップ ・じゃあね ・アヴェマリア(新曲)   4月最初の練習は、金沢先生のご指導でした。前回に比べて出席者が少なく、定刻になっても半数くらいしか来ていないので、練習日を間違えているのではないかと思ったくらいですが、最終的には欠...

 
 
 
初めての自主練習 2025.03.31

年度末の3月最後の練習は、自主練習でした。30分の練習の後は、今後のコンサートや練習についての話し合いでした。自主練習は、私の「慈音」の歴史の中では初めての経験でしたが、明日香先生が「じゃあね」のアルトの音取り音声を作ってくださったので、この音声に沿ってアルト中心の練習をし...

 
 
 

Commentaires


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square

© 2015 by 混声合唱団「慈音」 Proudly created with Wix.com

bottom of page