痒いところに手が届くご指導 2024.07.01
7月最初の練習は、箭内明日香先生お一人のご指導でした。 発声練習の後、「風が」と「今日もひとつ」の二曲をじっくり集中して練習しました。アルトのパートを中心に、きめ細くご指導いただきました。
「風が」は、春夏秋冬に分かれていて、それぞれ少しずつ音が違っているところがおしゃれで難しいところです。その中でも、夏はテノールが主旋律で、バスとともにメロディラインを構成します。ソプラノとアルトは、動きのある細かいリズムで、メロディラインを盛り立てていきます。この細かいリズムを、しっかりと練習しました。 休憩の後は、「今日もひとつ」を集中的に練習しました。この曲は、独特のリズムがあり、附点8分音符と16分音符、三連符などがさまざまな形で表れてきます。しかも三連符が前後の音とタイでつながったりして、通常の4拍子とはまったく違うリズムを構成しているので難しく取りにくいところです。最後は、三連符の流れに各パートが乗っていく形となるので、この三連符の流れを明日香先生が、丁寧に教えてくださいました。 特にわかりにくいところは、明日香先生自身が正しい音とリズムで歌ってくださり、「録音して後で聴き直してください」と念を押してくださいました。
痒いところに手が届くご指導だと思いました。
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