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美しい日本語を歌う 2023.12.11

 12月2回目の練習は、三矢先生はじめ先生方お三方が参加しての練習となりました。この日も、30分前から金沢先生の発声練習とおさらいをしていただきました。

 その後、三矢先生によるご指導となりましたが、三矢先生の「階名で歌っているのが、0番の歌詞のように聞こえる」というお言葉が印象的でした。それだけ自然に歌っているということなのでしょうが、0番は「マッピング」を示す歌詞でもあるので、それが浸透してきたということだと思います。

 三矢先生は、いつものように、「日本語の歌」としてのご指摘をくださいました。「鳥の歌」は、テンポがゆっくりしていて、歌詞の言葉一つひとつが重要な言葉なので、細かく指導していただきました。

 「雪の窓辺で」は、「休符の中に音楽がある」と言われました。男声の♪ごらんよ/あの雪は/二月のちょうちょよ…では、歌詞の間の/(実際には休符)が文章のニュアンスを表現し、音楽を構成しているということです。最後の♪ことしもいっぱい/ありました…も間の四分休符が、ことしの思い出をかみしめるような働きをしているのだと思います。

 「きよしこの夜」は、私が「そういえば昔階名で歌ったことがある」ということを言った時に、半音くらい上げようかという話を先生方がされており、「階名で歌えるなら、どの調でも一緒だね」ということで、半音上げることになりました。楽譜に書くと、#がたくさん付きますが、絶対音感のない私たちにとっては、あまり気にしなくてもいい話です。

 休憩の間に、先生方と団長とJMF当日の曲目の確認をさせていただきました。後半は、久しぶりに「埴生の宿」から練習しました。この曲は、♪埴生の宿も我が宿…と♪瑠璃の装いうらやまじ…の符割りが違っています。しかし、なんとなく覚えている符割りで歌ってしまっているので、楽譜通り歌いましょうということになりました。

 「もみじ」と「赤とんぼ」は。パート分けを席順にして、順繰りに移動するようにしましたが、JMF当日も並んだ順にパート分けして、当日の並び方次第というお楽しみがプラスされました。また「赤とんぼ」は、4番の最後は、かなりritするので、「始めと終わりは指揮を見るように」というご指摘がありました。

 「おおブレネリ」は、三矢先生からもっと「弾けて」歌うようご指導がありました。確かに、団員の皆さんは、まだまだ活躍している方も多く、当日はぜひ元気な高齢者として、歌いましょう。

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